犬と旅する軽井沢
犬連れで軽井沢をもっと楽しむための
12のTips (2010年夏、再訪レポートあり)
犬連れ旅行に最適な場所はたくさんありますが
マリブドッグマーケットの看板犬ギネスは、
軽井沢に行くことが多いです。
食事や買い物の場所も多く、愛犬と遊ぶだけでなく、
オーナーも楽しめることが魅力です。
今まで軽井沢を犬連れ旅行してきた経験をもとに
愛犬と楽しむ軽井沢の秘訣を12項目にまとめてみました。
Tips 1
ドッグランハイウェイ
東京から軽井沢へは、関越自動車道を使います。
しかしのこの関越自動車道は、練馬インターまでの
アクセスがものすごく不便です。
環状8号線の渋滞は常態化しており、練馬インター
に到着すると「やれやれ」という感じですが、
下りは比較的空いていますので、乗ってしまえば
ほっとします。
ところがこの関越自動車道、ドライバーには、
あまり楽しいとはいえないハイウェイなのです。
風景が単調なうえ、スピード違反の取締りも厳しい。
関越名物の覆面パトカーに捕まっているクルマを
よく見かけます。
そんな単調な関越自動車道ですが、愛犬と一緒に
楽しめる場所が、ここ、高坂サービスエリアです。
ここは、ドッグランがあることで知られています。
朝から狭い車室に押し込められている愛犬を
思いっきり開放してあげられる絶好の
ポイントですね。下地が砂なので、愛犬の
足にも優しいうえ、ウッドチップを食べたり
するリスクもなく、まさに「休憩」には
うってつけの場所といえます。
Tips2
白いドッグリゾート。
関越自動車道は、富岡で左に大きくわかれ、
上信越自動車道へとつながります。
峠の釜飯で有名な横川SAをすぎると、
軽井沢までは、あともう少しです。
碓井インターを降り、そのまま直進。
カーブの連続する山道を抜けると、
道の両側には、ゴルフコースがいくつも現れてきます。
空気の冷たさとともに「軽井沢に来たね」という
気分が、いやがおうにも盛り上がります。
ゴルフコースから出てくるクルマに気をつけながら
快適にまっすぐ道を進むと、右側に白いウッドの
壁に囲まれたカフェが見えてきます。
朝、東京を出てくると、ここでちょうどお昼の時間。
迷わず右折のウインカーを出します。
ここは、ダッチオーブン料理が名物です。
ランチで1500円からという価格は、軽井沢にしては
やや高いとは思いますが、料理の料金だけでなく、
天井が高く、隣の席と十分に離れている広々した
空間の利用料も含まれていると考えると、
きっと納得できるはずです。
カフェの外には、広々したドッグランがあり、
テラス席であれば、ドッグランを見ながらの
食事も可能です。
このカフェのもうひとつの大きな特長は、
軽井沢に来る犬連れたちが集まってくることです。
お互いにレストランや明日以降のドッグラン
情報などを交換して、よりライブな
軽井沢情報を仕入れることができます。
なお、Dog Deptでは、キャンプやパーティなどの
イベントを随時行っており、
こちらも「相当楽しい」そうです。
軽井沢の犬連れ旅行は、ドッグデプトから始めよう!と
言ってしまいたいくらい、おすすめなスポットです。
<2010年夏再訪>
ドッグランからみたドッグデプト。
例年にない猛暑のため、クーラーの導入も
検討しているそうです。
それでも、ドッグランの日陰に入れば涼しく快適で
犬たちは、夢中に走り回っていました。
Tips 3
アウトレットに、ドッグカフェを!
軽井沢といえば、アウトレットですね。
夏のシーズン中は、駐車場に入りきれないクルマが
周囲を何重にも取り囲んでいて、
延々と渋滞が発生します。
軽井沢プリンスアウトレット
このアウトレット、犬連れが多いのも大きな特長です。
ほとんどのスペースがドッグOKなので、
犬を連れてショッピングが楽しめます。
ところが困ったことに、犬と一緒に入れる
カフェが少ないのです。
あんなに犬連れが多いのに、ドッグカフェが限定的で
ちょっと休もうか、と思っても、近くにカフェがなくて
仕方なくベンチに座ってジュースだけ、
なんてこともあります。
以下になんとか可能なお店をあげましたが、
かなり限られたスペースではあります。
そもそも、テラス席のあるお店が少ないので
必然的に犬連れが行ける場所が限られている、
ということになってしまうのでしょうが、
ちょっと残念です。
マリブドッグマーケットのギネスは、
たいていスターバックスのテラス席を
利用しています。
暖かい季節はいいのだけど、秋とかになると
スターバックスの中にいる暖かそうな人たちが
ちょっとうらやましくなってしまいます。
もっともギネスは、暖かな「毛皮」を
まとっているので、私たちほど
寒がりではないのですが…。
なお、私たちは、アウトレットは到着した日の午後に
行くようにしています。午後の方が空いているし、
帰る日に大渋滞に巻き込まれたくない、
買い物する元気が残っていないことが多い、
などの理由からです。
Tips4
犬とラウンジとジャズ。
さて、そろそろ、ホテルにチェックインです。
軽井沢には、たくさんの犬連れホテルがあります。
その多くがドッグランを併設しており、
中には本格的な広さをもったドッグランを
備えたホテルもあります。
さらに、つねに、新しいドッグホテルが
オープンしている状態です。
マリブドッグマーケットがよく行くのは、
アートホテル DOG LEGです。
もともと旧軽井沢近くで「アートホテル」を経営して
いた会社が、新しく南軽井沢につくったホテルで、
名前からもわかるとおり、基本的には犬連れ、もしくは
犬好きな人ばかりが泊まるホテルです。
詳しくは、ウェブサイトを見ていただくとして、
大きな特長は、
1 デザイナーホテルのようなモダンなデザイン
2 余計なサービスを省いたリーゾナブルな料金
3 犬連れが気軽に楽しめるラウンジを完備
中でもマリブドッグマーケットの私たちは、
このホテルのラウンジが、とても気に入っています。
吹き抜けの天井に大きなレザーのソファが
ゆったり配置されています。
大きな暖炉があり、その脇のJBLのでっかい
スピーカーからは、
モダンジャズがいつも流れています。
隣との距離が適度にあいている、つまり
犬同士がほどよい距離で接するので
「トラブル」にもなりにくいのです。
さらに、このラウンジには、人気犬の
「ナナちゃん」がいつもいます。
「ナナちゃん」は、黒と白の柴犬の女の子。
いつもラウンジの片隅でのんびりくつろいでいますが、
お客さんの犬が現れると大はしゃぎ。
特にお気に入りの犬が来ると、
感情をあらわにして、「歓迎」してくれます。
この「ナナちゃん」、実は意中の人(犬)が
いるらしく、よく遊びにくる黒ラブの
シロちゃん(♂)が、そのお相手です。
そのことを知らないマリブマーケットの看板犬、
ギネスがシロちゃんにちょっかいを出したところ、
ナナちゃんが激しく抗議。
小さい体から信じられないような大きな
吠え声に、ギネスもたじたじ。
なので、ドッグレッグに行かれる方は、
「ナナちゃん」と一緒に黒いラブラドールがいたら
ふたりの関係を壊さないように
気をつけてあげてくださいね。(笑)
このホテル、朝食のサービスはありませんが、
カフェのメニューとして、
オープンサンドかホットドッグが食べられます。
このオープンサンド、なんと浅野屋のパンに、
腸詰屋の分厚いハムをはさんだ絶品の美味しさ。
朝食べるとお昼ごはんが食べられなくなるほど
ボリュームとインパクトたっぷりのメニューです。
私たちは、腸詰屋で帰りに同じハムを、
買って帰ることにしています。
浅野屋
腸詰屋
ホテルには、芝生のドッグランもあり
(ナイター照明完備)、愛犬とボール遊び
などをして、就寝前のひと運動、もできます。
Tips 5
川上庵
さあ、夕食です。
軽井沢には、魅力的なレストランが多く、
迷ってしまう
ところですが、犬連れ、となると残念ながら、
けっこう限定的になってしまいます。
とりわけ、ドッグカフェというのでなく、
食事を美味しく楽しめるお店となると、
必然的にテラス席のあるお店を中心に
選ばなくてはいけません。
川上庵は、東京の青山と麻布十番にも支店のある
日本蕎麦の名店です。
広いテラス席があり、犬連れは、こちらで店内と同じ
メニューの料理を楽しめます。
旧軽井沢のロータリーに面しており、
駐車場もあり(飲酒運転厳禁です)、お店の人に
声をかけると駐車場の扉をあけてくれます。
この川上庵の優れているところは、
お蕎麦屋さんなのに
おつまみが美味しいこと。
地鶏の粗塩炭火焼きや温野菜サラダなど
絶品のメニューが目白押し。
お酒のメニューも充実しているのですが、
ここでは、ワインを飲む人がなぜか多い。
天井までのワイドなガラス窓、吹き抜けのある
黒と基調にしたウッディでモダンなつくり、
ジャスの流れる店内などを考えると
ワインで日本蕎麦、という気分も、
よくわかります。
テラス席は広々しているので、
隣のワンちゃんが近すぎて犬が
落ち着かない、などということもなく、
落ち着いてお酒とおつまみを楽しめます。
もちろん、〆は、お蕎麦です。
ギネスファミリーは、
五月のゴールデンウィークに行くことが多く、
すると東京より1ヶ月遅れで桜を楽しめます。
川上庵のテラスからは、桜が目の前に
見ることができ、美味しい料理と
お酒を肴に、極上のひと時を過ごすことが
できるので、おすすめです。
なお、ここで働いているスタッフの方に
聞いたところ、お蕎麦は軽井沢で打ち、
東京に運んでいるそうです。
水が違うから、だそうです。
軽井沢にきたら、ぜひ、のお店です。
Tips 6
最後の赤坂飯店
混雑したシーズンの軽井沢では、時として
どのお店にも入れないことがあります。
とりわけ、犬連れともなると、入れるお店が
限られてくるので、余計にハードルが
あがってしまいます。
あ~、どこも満員だぁ、という時に、
知っていると助かるお店があります。
じゃーん。
赤坂飯店軽井沢店、です。
東京の赤坂にある、あの赤坂飯店の軽井沢店です。
何も軽井沢にきても、と思われるでしょうが、
ここの穴場はテラス席があることです。
通りから見ると、テラス席のようで
そうでもないような席が
あるのですが、聞いてみたら
「あ、どうぞ」という感じ。
もともと、テラス席としてあまり
活用していなかったようで、
店内が多少混んでいても、
テラス席でならオーケー、ということも
ありえるようです。
とはいえ、ここは急場しのぎ。
最後の頼みの綱として、何はともあれ
ご飯を食べなくては、というときに
知っておくと助かるお店です。
※ 2020年6月現在 閉店したようです。
Tips 7
フェンスのないドッグラン
夏でも涼しい軽井沢。犬連れだったら、
広~いドッグランで
遊ばせてあげたい、と思いますよね。
ところが、旧軽井沢や中軽井沢の
中心部には、不思議と本格的な
ドッグランがないのです。
そこそこ開発が進んでいる軽井沢には、
そもそも空いている土地が
ないせいかもしれません。
でも、どうかご安心を。
中心部からはちょっと離れますが、
北軽井沢に、最高のドッグランがあるのです。
プレジデントリゾートは、
スキー場のゲレンデを活用したドッグラン。
スキー場のゲレンデですから、容易に想像
できますように、とにかく広大、広大。
3000坪という広さは、そう言われても
どのくらい広いか実感がもてませんが、
スキー場のゲレンデ2つ分くらい
と思ってください。
この広さは、犬が野生に帰ってしまうくらい、
大自然の中に作られたドッグランといえます。
広いドッグランでは、他の犬を気にすることなく
ボール投げやフリスビーなどを心ゆくまで楽しめます。
喜んで走り出す愛犬をビデオに撮ったり、
望遠レンズのカメラで狙えば、かなり
いい感じの写真や映像がとれるはず。
ギネスファミリーがこのドッグランに
行ったときは、あまりにも広くて
ギネスが喜び走り回り、
ついには、ギネスの姿が
見えなくなるほど、遠くまで
走り続けていました。
(もともとゲレンデなので、
頂上まで走っていくこともできます。)
Tips 8
犬が似合う庭。
軽井沢には、たくさんのドッグカフェがありますが、
中でもギネスファミリーが最も
気に入っているカフェが
こちらのChelsea’s Garden Caféです。
中軽井沢から北軽井沢に向かう146号線沿いにある
英国風の2階建ての洋館が目印です。
これぞイングリッシュガーデンというように、
花がきれいに咲いているお庭が
全面に広がっています。
お店の前のイングリッシュガーデンは、
芝生が敷き詰められているのですが、
運がよければドッグランとして
遊ばせることもできます。
このお店は、英国風、と謳うだけあって、
紅茶がとても美味しいです。
また日替わりであるケーキも絶品。
ギネスファミリーが行ったときは、
スコーンをいただきました。
中庭につくられた席も、のどかな
英国のティータイムを思わせる
ような可愛さで、軽井沢の雑踏を
忘れてくつろぐのに、ぴったり。
木漏れ日の中で紅茶を飲んでいると
「帰りたくないなぁ」という
気持ちいっぱいになります。
店内では、輸入ものを中心とした
犬グッズも販売しています。
このように、いいことずくめの
Chelsea’s Garden Caféですが、
ひとつ困ったことがあります。
それは、営業期間が、けっこう
限られていること。
夏休みの期間は毎日ですが、
そのほかの季節は土日もしくは
土日すら営業しないときもあります。
オーナーの方が「楽しみのひとつ
としてお店をやっている」らしく
本業のかたわら、マイペースで
お店をやられているから、
ということが理由だとか。
ま、そういう気楽なスタイル
だからこそ、このようなラフなスタイルで
居心地のいいお店ができている
のかもしれないので、
営業時間が曖昧なことは、仕方が
ないかもしれませんね。
きっと一度で気に入ると思いますので、
軽井沢に行くかたは、要チェックですよ!
<2010年夏 再訪>
お庭がますますきれいに
整備されていました。
お食事を待つ間のドッグラン、犬の興奮が
鎮まるので、とても助かります。
ランチには、タイカレーのセット。
とにかく野菜が美味しくて美味しくて。
ヘルシーなうえに、体にも栄養たっぷりのランチ。
これにドリンク、、デザートまでついています。
Tips 9
軽井沢アウトドア
犬はアウトドアに、よく似合いますね。
軽井沢にも、犬連れにぴったりな
キャンプ場があります。
名前は、スィートグラス
http://sweetgrass.jp/index.html
北軽井沢から、ちょっと奥に入ったところにある
自然のまんまのキャンプ場です。
ここでは、バラエティ豊かなコテージが
選べるほか、ほとんどのものが揃っている
ので、手軽にキャンプを楽しめます。
キャンプはちょっと、という方でも、
トイレ付のコテージもあるので、
ペンション感覚で泊まることができます。
ギネスファミリーは、小さなコテージを
借りて2泊3日で行ってきました。
到着して感激したのは、敷地が
広々としていること。
ドッグランは、芝生と草が生い茂る
自然のままの「広場」でした。
隣には、キャベツ畑が広がり、
犬だけでなく人間にとっても
すごく気持ちのいい場所でもあります。
また、犬と一緒に散歩をしたのですが、
これがまた、すごい。敷地の奥には、川が
流れており、そこでもキャンプを楽しめる
ようになっています。
コテージの中も清潔なうえ、ベランダで
バーベキューができるようにコンロなどが
一式揃っているので、食材を持ち込むだけで
簡単にキャンプ料理が楽しめ、アウトドアな
気持ちになれます。
スイートグラスは、とても人気のある
キャンプ場らしくかなり前から予約を
しないと難しいようです。
キャンプ初心者のかた、犬連れで
気軽にキャンプを楽しみたい方に、
アウトドアを体験した人に、
おすすめできるキャンプ場です。
<2010年夏再訪>
犬連れキャンプ場といえば、真っ先に
名前があがるのが、ここ、スィートグラス。
今回、ギネスファミリーは、
ドッグフリーキャビンに宿泊。
そこで、リアルな体験レポートを
お届けします。
スィートグラスに到着したのは、
午後3時。
キーを受け取り、ドッグフリーキャビンに
向かいます。
スィートグラスは、犬連れに理解のある
キャンプ場として有名ですが、
それを象徴するのが、今回お世話になった
ドッグフリーキャビン。
通常、キャビンに犬を入れるときは、
ケージに入れることが条件づけられていますが、
このドッグフリーキャビンは
なんと、キャビンの中もテラスも庭も、
ノーリードでOK。
その名の通り、ドッグフリーです。
キャビンの中は、それほど広いとは
思いませんでしたが、夫婦2人には十分なスペース。
せっかくのキャンプ場ですから、基本は
キャビンの前にあるテラスで過ごすことが多く、
キャビンのスペースはそれほど気になりませんでした。
テラスには、雨よけや風よけにもなる
半透明のカーテンも用意されていて、
天気が多少悪くても、
これならなんとかなりそうです。
犬連れキャンプの楽しみは、
なんといっても、バーベキュー。
肉、野菜、魚をただ焼くだけのシンプルな
バーベキューが、犬連れキャンプには似合います。
スィートグラスでは、手ぶらでバーベキューが
楽しめるサービスまであって、至れり尽くせり。
このテラスには、バーベキューコンロが
用意されており、持参してきた炭を入れれば、
すぐにでもバーベキューパーティが始められます。
スィートグラスグラスのもうひとつの魅力が、
敷地の広さ。
ドッグランは、大型犬用、小型犬用の
2つのスペースがあり、大型犬が思いっきり
走り回れる広さがあります。
さらに、スイートグラスには、敷地内を
川が流れていて、暑い夏には、最適な避暑地にも
なりました。
川を上流に歩くと、「ジェロニモの滝」と
呼ばれる小さな滝に出ます。
滝の前まではドッグウォークと呼ばれる
遊歩道がついているので、
犬連れでミストシャワーを浴びることができます。
川は、そんなに深くないので、
ギネスでもせいぜい足だけがつかるくらい。
それでも、野生に帰ったように
夢中で遊んでいました。
スィートグラスは、最近、犬連れ用のキャビンを
増築したり、犬連れ用のテントサイトもスペースを
広げました。犬連れキャンプにとって、
理想的なキャンプ場にどんどん進化しています。
犬と軽井沢に行くのなら、犬とキャンプを
考えているならスィートグラス、
早めの予約がおすすめです!
Tips 10
セレブなテラス席
旧軽井沢銀座の近く、聖パウロ教会の裏側の
木立に囲まれた中に、テラコッタの塀に
囲まれたイタリア料理のレストランがあります。
テラスの席数が多く、パラソルが
設置されているのでちょっとセレブな
気分になれます。
気のせいか、来ている客も、軽井沢の
別荘族や万平ホテルに優雅に滞在している
奥さまのような人たちのようでした。
このアダージオは、テラス席だけでなく、
室内席もあるのですが、ギネスファミリーは
当然ながらテラス席で、2100円のランチを
いただきました。
ランチにしてはちょっと高いかな、と思う
値段ですが、軽井沢のこの場所と
この雰囲気なら納得!!と思えるほど、
セレブっぽい空気に満ちている
レストランでした。
面白いことに、ふだんは、人間が
食事をしていると、僕にもちょーだい、と
騒ぎ出すギネスなのに、
なぜかこのレストランでは、ピタリと動かず
お行儀のいい犬に大変身!
ギネスにも、セレブな気分が、
きっと伝わったのかもしれません。
旧軽井沢銀座近くで犬連れオーケーなお店で
そこそこのお店を探すと、意
外と見つからないものです。
Tips 11
モカソフトを並ばないで買う方法
軽井沢名物のひとつに、モカソフトがあります。
旧軽井沢銀座通りのミカド珈琲店の前には、
連日のように長蛇の列。
食べたいけれど、並ぶのはなぁ、
と二の足を踏んでいた
方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ギネスファミリーは、軽井沢のモカソフトといえば、
ツルヤ軽井沢店です。
ここでは、並ばずに、モカソフトが食べられます。
しかも、座れるスペースもあるし、
テラス席にでれば、広大な山並みを見ながら
モカソフトを食べられます。
旧軽井沢銀座の雑踏が好きな方と並ぶのが
好きな方にはおすすめしませんが、
バーベキューの食材の買出しついで
などに、モカソフト、おすすめです!
Tips 12
ナカガワ
レストランなのに、そのへんのドッグカフェより、犬連れに配慮が行き届いています。
例えば、ウェイティングシート。私たちは予約してなかったので、少し待たされたけど、
名前と人数を聞かれ、店の人がシートに記入。後でシートを見てみると、
「〇〇さま、大人2人、中型犬1匹」と、犬のサイズまで気を配ってくれました。
席につくと、水が出てきて、ワンコにも当然のようにすぐに水をサービス。
店の人は皆ワンコにフレンドリーで、ワンコも喜んでました。
肝心の料理もなかなかでした。
魚料理の鯛のポワレを頼みましたが、
皮がパリッとしていて、料理の技がわかりました。
デザートの自家製プリンも美味しくいただきました。
前菜、パスタ妺、デザート、ドリンクで1900円、
パスタの代わりに魚にすると2600円、肉にすると2500円。
料理の質をからすると、リーズナブルです。
接客がよく、ワンコも歓迎されるから、私的には、はなまる・の店となりました。
今回は、一番に着いたから、店に入れましたが、ワンコが入れないスペースは、
予約でギッシリ。たとえワンコ連れでも、次回からは要予約にしようと思いました。
(千葉県のボーダーコリーのももちゃんのオーナー様からいただいた情報です。
ありがとうございました。)
TIPS13
犬とカフェとたつのおとしご
2010年の夏。避暑地として有名な軽井沢でも
記録的な猛暑に見舞われていました。
同じ軽井沢でも、それなら北のほうが
いいのでは、と判断し、北軽井沢へ。
昼間の最高気温は、27度という、
東京では考えられない涼しさのなか、
新しくオープンしたカフェにやってきました。
お店の名前のsea horseとは、日本語で
タツノオトシゴの意味。海をモチーフにした
シンプルなインテリアが素敵です。
犬連れは、テラス席で。
マスターお手製のウッドのマットをもって
きてくれましたが、どういうわけかどの犬も、
そのマットに乗ろうとしないとか。
ギネスも、わざわざ土の地面に伏せてしまいました。
マスターと奥様の穏やかな人柄に触れながら、
北軽井沢の別荘地の中で飲む珈琲は、
とても味わいが深く、やすらげるひとときです。
北軽井沢方面におでかけのときは、ぜひ。